こんにちは。u.です。
今回は、
低血糖の原因を調べる検査(負荷試験)
についてお話ししたいと思います!
先週、低血糖の原因を突き止めるべく、1週間検査入院をしてきました。
(昔から低血糖気味ではあったのですが、去年特に症状が重く、ついに検査することになりました。)
入院前から医師に、結構つらい検査ですと言われており、不安でいっぱい。
ネットで負荷試験について検索しても、病院の形式的な説明ばかりで、実際に検査した人の声を聞くことができなかったので、私の経験をブログに載せることにしました。
私と同じように、検査前で不安を感じている方のお役に立てたらうれしいです。
結論から言うと、
脅されていたほどつらい試験ではなかったです!!
ただ検査が5日間、毎日地味に続いたので、
お腹減ったな。。。検査長いな。。。。
と感じました。
実際にどんな試験だったのか、患者目線でお伝えしたいと思います。
(使用している薬の詳細やどこを調べているのかなど、医学的な視点は書いていないので、詳細をお知りになりたい方は、主治医に相談してみてください。)
負荷試験前の準備
翌日から行う検査に向けて、前日に以下2つの準備をしました。
・点滴の確保
・リブレ(血糖値測定器)の装着
どんな様子だったか説明していきます!
(「点滴の確保」の項目には針などの表現があるので、苦手な方は読み飛ばしてください♪)
点滴の確保
点滴の確保と書きましたが、実際は点滴をするためではありません。
採血のたびに針を刺すと痛いので、少し太めの針を刺しておいて、痛みの回数を少なくしよう!という主旨です。
針が太くなるので、通常の注射よりは痛みがありますが、
何度も刺すことに比べれば、ありがたい処置だと思います。
リブレ(血糖値測定器)の装着と注意点。レントゲンでは外す必要あり!!
リブレ(血糖値測定器)は小さな針がついた薄くて丸い機械で、腕に貼り付けます。
つけたままシャワーを浴びることもできるので、痛いのは最初だけ。
2週間の血糖値を測定できるそうです。
血糖値の変化を見るため、入院中はずっとつけていました。
ここで、注意点が1つ。
それは、レントゲンやMRIなどの検査をするときは、外す必要があるということ!!
本来は、医師、看護師、レントゲン技師などから説明があり、ちゃんと外してから検査を受けると思うので、大丈夫だと思います。
でも私はだれからも教えてもらうことがなく、リブレをつけたままレントゲンを撮ってしまいました!!
だれか教えて(泣)
つけたままレントゲンやMRIを撮ると、リブレが誤作動を起こしたり、腕がかぶれる人もいるようです。医師によっては、人体に影響はないと言う人もいましたが、注意に越したことはありません。
念のため、ご自身でも気をつけておいてください!
私の場合は、リブレをつけること自体が初めてで不慣れだったこと、レントゲン撮影前の注意点をすっかり忘れてしまっていたことが重なった結果で、私にも非があり、勉強になりました。
身をもって知るとはまさにこのこと(笑)
1日目 迅速ACTH負荷試験
〜検査の流れ〜
7:30 ベッド上で安静
8:00 負荷試験開始
9:30 終了
(試験終了後、朝食)
簡単に説明すると、ホルモンの薬を打って、30分ごとだったかな?採血をする試験です。
前もって腕に針を刺してあるので、採血するにあたって痛みはありません。
薬を打つ前に、
医師「接種後は身体がポカポカしてきますが、心配いらないので大丈夫です。」
と説明がありました。
いざ試験が始まると、
私の場合は特に何も感じませんでした(笑)
とにかくボーッとしている間に医師が来て、採血して去っていく。
その繰り返し(笑)
試験は午前中に終わってしまうので、午後は暇でした。
朝昼夜と食事の量は少なめだったので、制限されていたと思います。
お腹減ったな。。。
これが初日の感想でした。
2日目 インスリン負荷試験(最難関)
〜検査の流れ〜
7:30 ベッド上で安静
8:00 負荷試験開始
※10分ごとに血糖値測定
※30分ごとに採血
10:00 終了
(試験終了後、朝食)
簡単に説明すると、インスリンを打ったあと適宜血糖値を測定し、30分ごとに採血をする試験です。
1番つらいと脅されていたこの試験。
どんなにつらいのかと恐怖におののいていました。
医師「気を失わないように頑張りましょう!!」
その言葉でさらに恐怖(笑)
内分泌医が2人、内科医が1人。研修医が2人の大所帯で試験を行いました。
私はインスリンを打つ前から緊張していて、低血糖の動悸なのか不安からの動悸なのかよくわかりませんでした><
通常は、接種から30分程で症状が出てくるようです。
急に何かが起きるわけではないので、そこまで構えなくても大丈夫!
ただし、低血糖になると眠くなってくることがあると思いますが、今回は起きている必要があります。昏睡状態と見分けがつかなくなってしまうからだそうです。
私の場合はどうだったかというと、、、
接種してから10分後で血糖値が60、さらに10分後で血糖値が40、接種から30分経過する頃には、血糖値が25まで下がりました。
冷や汗と動悸と手の震え。
あれ、聞いていた話と違うな(涙)
と思うと同時に、
なんか意識が朦朧としてきた・・・
すると、
医師「何か飼ってますか?お子さんは何歳ですか?」
主治医が声を掛けてくれました。
説明している間に血糖値が自力で回復。
ここで検査は終了しました。
血糖値が低い間は低血糖症状が出て不安になりますが、ずっと低いわけではなく、そこから自力で上がってくるので次第にラクになります。
もし自力で血糖値を上げることができなくても、医師の判断でブドウ糖を打って回復させてくれるので、心配はいりません。
検査終了後、起き上がると汗びっしょり。
自分でも驚きました。
でも、
思っていたよりつらくなかった!!
と感じました。
その理由は、
①医師が話しかけてくれた
②低血糖症状が出て本当につらいのは短時間
この2つだと思います。
過ぎてしまえば、
そんなに不安になることなかったな〜
と思いました。
心配性の私でも大丈夫だったので、今不安を抱えている方もきっと大丈夫です!
頑張りましょう!
3日目 ブドウ糖負荷試験
〜検査の流れ〜
7:30 ベッド上で安静
8:00 ブドウ糖負荷試験開始
※8:30、9:00、9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00採血
14:30 試験終了
(試験終了後、昼食)
簡単に説明すると、朝食抜きでブドウ糖(サイダー)を飲んで、6時間飲食禁止。その間適宜採血をする試験です。
妊娠したことがある方は、この試験を経験済みだと思います!その時は2時間の検査なので、少し印象は違いますが、私の場合は試験自体が想像できた分、不安はありませんでした。
それより、
採血しすぎじゃない!?
え、こんなとるの!?
採血の多さに驚きました。
それでなくてもご飯抜きで血糖値が低空飛行なのに、私大丈夫!?と思ったので、
とにかくおとなしく過ごしました(笑)
今までの試験とは違い、安静にしている必要はありません。
起き上がることが可能だったので、
私はKindleで本を読んで時間を潰しました♪
やっと12:00採血まできたところで、山越えた〜と思ったら、
医師「点滴が詰まってしまったので、反対側に差し直しますね。」
ガーーーーン。
こんなにずっと採血しているのに、このタイミングで詰まるとかあるの!?
とショックを受けました(笑)
そうこうしている間に試験終了。
遅めの昼食をとりました。
またしても、
量少なめ・・・?
と疑いの眼差しでお皿を見つめました。。。
お腹減ったな〜
試験長いな〜
喉乾いたな〜
血なくなる〜
そんな気持ちが交錯した試験でした。
4日目〜5日目 ホルモンの薬による負荷試験
〜検査の流れ〜
7:30 ベッド上安静
8:00 負荷試験開始
10:00 終了
(負荷試験終了後、朝食)
最後に、レントゲン、心電図をとって、検査は終了です。
4日目と5日目は、初日と同じで、ホルモンの薬を打って採血をする試験でした。
ここまでくると慣れたものです(笑)
常にお腹は減っていますが、朝食が遅れるのも気にならなくなりました。
初日と違った点は、
4日目にホルモンの薬を打ったあと、呼吸が乱れ、吐き気がありました。
合う合わないがあるのでしょうか。少し動揺した私が医師に訴えると、
医師「なるほどね。じゃあまた30分後に来ます♪」
と去っていきました(笑)
想定の範囲内だったようです。
症状はすぐにおさまり、じっとしている間に試験は終了しました。
最後2日間の試験は時間も短かったので、あっという間に終わりました。
本当は、空いた時間に勉強しよう!と意気込んでいたのですが、
もうはらぺこ過ぎて、ボーッとすることしかできませんでした(笑)
本を読んだり、YouTubeを観たり、ボーッとしながら時間を潰せるものがあると良いと思います♪
これから検査する方へ(☆モチベを上げる考え方4つ☆)
とにかく不安だった検査前。
薬を飲んでいれば済むなら、もうそれでもいい。。。。
そんな風に思い詰めていました(笑)
私ほどでないにしても、つらい検査と知っている以上、不安になりますよね。
でも、絶対に大丈夫!!
つらい時間は思いのほか短いです。
もし、低血糖でつらい時間を過ごした経験があるなら、そのときの方がはるかにつらいと思います。
だから大丈夫。一緒に頑張りましょう♪
検査前の不安な気持ちを少しでも和らげられるように、
私が検査前のモチベーションを上げるために考えたこと4つを紹介したいと思います!
自分へご褒美を考える
検査が終わったら頑張った自分にご褒美をあげましょう!!
あなたは何にしますか♪?
これは、入院中に考えるのもおすすめです。
今まで買わずに我慢していた物やいつも行かないレストランに行ってみよう!など楽しみを作っておくと頑張れます。
ただし、入院中に食べ物のことを考えるとさらにお腹が減るので食べ物系は注意です(笑)
過去に1番つらかった経験を思い出してみる
あなたが今までで1番つらかった経験は何ですか?
私は、出産を思い出しました。
陣痛の時間は33時間。
長かったし、痛かったし、つらかった(泣)
あのときに比べれば、試験はすべて午前中に終わるのでたいしたことない!と思えました。
自分のためでなく親、パートナー、子どものためと考える
自分のためだと思うと、そんなに頑張らなくてもいいやと考えてしまうもの。
でも、だれかのためだと思うと、人はいつも以上に頑張ることができます。
私の場合は、子どものことを想像しました。
今頑張れば将来不安なく過ごせるし、低血糖が原因で周りに迷惑をかけることもない!
何か起きたあとでは遅いので、あなたを支えてくれる周りの人と楽しい時間を過ごすために、少しだけ頑張りましょう!
今頑張れば、将来安心して過ごせる
原因を突き止めれば、対処法がわかります。
また低血糖になるかもしれない・・・と不安な日々を過ごすより、未然に防止することができれば、身体的にもメンタル的にもプラスになります。
毎日を安心して過ごすために、これから行う検査をポジティブにとらえましょう♪
まとめ
今回は、
低血糖の原因を調べるための検査(負荷試験)
についてお話ししました。
少しはあなたの不安を取り除くことができたでしょうか?
検査時間は短いし、本当につらかったときに比べればたいしたことありません!
午後は暇なので、時間を潰すものは忘れないでくださいね。
本読み放題、YouTube見放題
時間の使い方によっては楽しめます♪(笑)
あなたが少しでもポジティブに検査を受けられますように。
u.
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ブックマークしてもらえるとうれしいです♪
仕事と育児で感じたことなど、
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