出産は今までに経験したことのない未知の体験。
出産の痛みってどれくらい!?
自然分娩と無痛分娩どっちにしようか悩む!!
わからないことが多いからこそ不安も募るし迷いますよね。
その気持ち、すごくよくわかります。
私もネットで何度も検索したり、家族や友人に話を聞いたり、なんとか悩みを解消しようとしていました。
結論から言うと、
私は無痛分娩をおすすめします!
1人目を自然分娩で、2人目を無痛分娩で出産した私が、なぜそう思ったのか、
・自然分娩と無痛分娩のメリット・デメリット
・痛みレベル
・出産レポ
を通してお伝えしたいと思います。
自然分娩と無痛分娩のメリット・デメリット
自然分娩しか頭になかった1人目の出産。出産を経験したからこそ選択肢した2人目の無痛分娩。
私の経験からメリット・デメリットをまとめてみました。
自然分娩 | 無痛分娩 | |
メリット | ・無痛分娩より費用が安い ・自分の希望に合った病院を選ぶことができる | ・陣痛、出産時の痛みを大幅に軽減できる ・医療設備が整っているので、何かあっても安心 ・産後の回復が早い |
デメリット | ・陣痛、出産時の痛みが半端ない ・産後、身体への負担が大きい | ・自然分娩の費用にプラスして10万円前後かかる ※病院によって差があるようです。 ・病院の選択肢が少ない ※妊娠がわかってから早い段階で予約を取らなければならない病院もあるので注意! ・麻酔によって副作用が出る人もいる ・診察時と分娩時で医師が異なる場合がある |
自然分娩と無痛分娩どちらにもメリット・デメリットがあります。
何を重視したいか考えてみると結論が出やすいと思います!
痛みレベル
私が感じた痛みのレベルを比べました。あくまでも私個人の感想です。
当てはまらない方もいるとは思いますが、良かったら参考にしてください。
自然分娩 | 無痛分娩 | |
痛みレベル | 10段階中10以上 陣痛〜分娩までの時間 21時間 産むこと以外何も考えられないレベル | 10段階中3 陣痛〜分娩までの時間 4時間 陣痛中でもスマホで連絡を取れるレベル |
自然分娩の方がはるかに痛いことがわかると思います。
でも、陣痛には痛くない時間もあるので、心配しなくて大丈夫!
人によっては初産でも数時間しかかからない人もいます。
ずっと続くものではないんだと思っておけば乗り切れるので、
みんな大丈夫だから私も大丈夫♪と思って穏やかな気持ちでいましょう!
出産レポ
出産がどんな感じか知っておきたい!
そんな方は読んでみてください。
(不安を煽るものではなく、一連の流れを把握して、少しでも安心して出産を迎えてほしいという視点で書いています。)
自然分娩編(1人目)
おしるしがあってから、2〜3時間で陣痛が始まりました。
痛みが等間隔になり、産院に連絡。
一度来院するも、子宮口がまだ2センチしか開いていなかったため、そのまま帰宅して
夜通し陣痛に耐えることになりました。
眠いけど痛くて眠れない。。。
痛みの間隔も測っておかないと。
意識と無意識の間を行ったり来たりしながら夜が明けました。
(一晩中の陣痛!?と怖くなるかもしれませんが、実際に痛みを感じている時は時間の間隔がわからなってくるので、心配しなくても大丈夫です!結果的に一晩経っていたという感じです。)
いよいよ痛みの間隔が短くなってきたので、病院へ行くことに。
すぐに分娩台!と思いきや、
もう少し子宮口が開くまで待ちましょう。。。
助産師さんにそう声をかけられて別室で待機。
そして、ここから本物の陣痛の痛みが始まりました。
とにかくじっとしていられない痛み。貧乏ゆすりのように足をずっと動かしていました。
(動いてしまう足を助産師さんにグッと押さえつけられました。)
大きい波のように痛みがやってきます。
この時、そばでずっと声を掛けてくれていた助産師さん。
本当に心強かったです。
今はコロナで旦那さんや家族の立ち会いが難しい方もいると思います。
でも大丈夫。
本当にひとりぼっちで出産するわけではなく、プロが出産のお手伝いをしてくれます。
分娩台へ上がってからはあっという間でした。
会陰を切開する時、麻酔しますね〜と言われたので、注射か何かをされたと思いますが、出産の痛みが先行していたので、何も感じませんでした(笑)
そして無事生まれた長男。
初めて胸の上に乗せてもらった時、
これが赤ちゃんの重み、これが赤ちゃんの温もりか。。。
感動と疲労でしばらくぼーっとしました。
女性として一度は出産の痛みを経験したい!!という方にはおすすめです。
でも、私はこの時強く誓いました。
2人目は絶対に無痛分娩にしよう。。。
無痛分娩編(2人目)
出産予定日が近づいても生まれる気配がなかったため、あらかじめ入院し、陣痛促進剤を打って出産することになりました。
入院当日、家族総出で病院まで送ってもらい、共有スペースでお茶を飲んでいたところ、
あれ、なんかお腹痛い。。。。
突然陣痛が始まりました。
促進剤を打つ前にナイスタイミングで陣痛きたー♪
そこからあっという間に子宮口が5センチ開いていました。
麻酔は、腰のあたりに注射をして管を入れ、そこから薬を流します。
思っていたより痛くありませんでした!
私が出産した病院は、ボタンのようなものを持たされて、自分で麻酔を入れるタイミングを決めます。
(ボタンをどんなに押しても規定量以上は出ない仕組みになているので安心です。)
痛い波が来る前に押しておいてね!
と言われたので、痛くなる前にボタンを押して麻酔を入れました。
そのおかげで、LDRから家族にLINEで実況報告をしていました!!
※LDRとは、陣痛、分娩、回復を全て同じ場所で行うお部屋のことです。1人目の時は陣痛室と分娩室は別々でした。
痛みはゼロではないですが、自然分娩と比べたら天と地ほどの差!!
自然分娩の時は身体中に力が入ってしまい体力を使いましたが、無痛分娩では助産師さんのアドバイスを聞く余裕があり、すんなり産むことができました。
無痛分娩ってすごい!!
感動しました。
ただ、麻酔を追加で打っていくなかで寒気を感じ、産む直前は身体が震えていたので、
そこが少し怖かったです。
これは麻酔の副作用らしく、事前に説明を聞いていました。
もし副作用が不安なら、病院に話を聞いてみると良いと思います。
副作用が起きても、対処方法がしっかりとしていれば安心できます。
無痛分娩は産後の回復も早く、上の子の育児にも影響なく動くことができたので、本当に良かったです!
まとめ
自然分娩と無痛分娩のメリットとデメリット、痛みレベル、出産レポはいかがでしたか?
無痛分娩をおすすめしているのに、自然分娩よりデメリットが多く、矛盾していると思われるかもしれません(笑)
大切なのは、何を重視するかだと思います。
私はとにかく出産時の痛みを軽減したかったので、無痛分娩にして本当に良かったです。
(無痛分娩を選択した友人は、何人でも産めそう!と言っていました(笑))
初めての出産で痛みに対して恐怖を感じている方や私のように1人目の出産がつらかった方は、無痛分娩を検討する価値があると思います。
いずれにしても言えることは、
自然分娩を選んでも、無痛分娩を選んでも子どもへの愛情の深さは同じ!
2人とも本当に可愛いです。
昔は、痛みに耐えて母になる。痛みがあるからこそ子への愛情が深まる。といった考え方があったようですが、全く関係ないと私は思います。
むしろ、ママが元気で育児をできる身体、環境を整えることが何より大切だと思います。
たくさん悩んで、不安をできるだけ解消して、元気に出産にのぞんでください♪
あなたの笑顔が、昨日より少しでも増えますように。
u.
コメント